No Idol, No life
嵐さん、10周年おめでとう。
嵐の10周年イヤーはド派手なことの連続だったけど、結局今日は静かな日になりましたね。チャレンジウィークがぶつかることもなく、特にイベントもなく。していえば「H」が発売したくらいで。でも今の人気と社会現象ぷりだったら、変にイベントとかやることなく、こんな日でよかったのかもしれません。ファンイベントとかやろうものなら、少なからず阿鼻叫喚の地獄絵図になるからね。願わくば、今日が5人仕事の日で、カンパーイでもしてれば微笑ましい。
最近趣味について良く考えるんですが(ヲタ事以外の人に言える趣味を見つけるため…。ヲタ事もカムアウトしちゃってるけど)、嵐とかアイドルって自分にとって何なんだろうなーと思います。確実に趣味として嗜んではいるんですが、それ以上の存在だし。でもそれ以上の存在って何なんだろうと。
私がはじめて嵐に目が行ったのは、Gの嵐を見始めたからです。当時大学受験の勉強まっただ中でとにかく深夜番組に逃げまくりいろんな番組を見てたんですが(…)、その中で唯一見続け出したのがこれでした。単純にたまたま見た深夜番組の中で一番娯楽性が高かったんだと思う。とにかく毎週外れなしに面白かったから見てた。そのうちつべでDとかも漁るようになったけど、このときはまだ"面白いバラエティ番組の人"っていう感覚だったと思う。今見たいにときめいたりすることは全くなかった。
だからこのときはまごまごとか存在すら知らなくて、曲に関しても全然興味なかった。そんな「改めて認知した」程度の状態のときに出たのが「きっと大丈夫」でした。とにかくこの曲が好きで。
- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/05/29
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ファンになるってすごい不思議だなーと思う。今でもメンバーが出てても興味がなかったり録るのが面倒なドラマ、番組は観なかったりするけど、それでも彼らを追っかけてしまうこの感覚はすごい不思議だ。今回「H」のさとしのインタビューで人生を代表して見せている、それが今の使命だと思うって言っててすごい衝撃を受けたんだけど、雑誌とか買っていると本当に私はこの人の人生が見たくて買っているんだなーと思います。今までなんで買っているかとか考えずに欲しいから買ってたけど、改めて腑に落ちました。もちろん追いかけていると楽しい景色が見れるからっていうのもあるけど、私は彼らの人生を見て、わがふりを考えたいんだなーと思った。
10周年はもの凄いことになって、それに対していろいろ賛否両論がありますが、私は今嵐バブルが起こって本当によかったなあと思います。というか、「H」読んで思った。CDリリースとか眉をひそめることは多々あれど、このバブルが少し経ってきた彼らの言葉はすさまじいものがあった。とまどいと覚悟と洞察とが入り乱れていて、でもなんて言っていいのかわからないけど人として確かなものがあってこんな中でもすり減ってなくて、本当に付いていきたいと思うような言葉だった。ものすごい仕事の荒波の中で、彼らは確かに考えているんだなーと思う。
上田さんがしつこく「嵐とは?」ってメンバーに訊いてますが、私にとっては、最高の娯楽であり、エンターテインメントであり、そして人生の指針でもある。
今の嵐は最高にかっこいいです。
H (エイチ) 2009年 12月号 2009年 12月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ロッキング・オン
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