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ギリギリで生きている

小さなスナック (文春文庫)

小さなスナック (文春文庫)

恐れ多くもナンシー関さんは訃報のときにはじめて知ったので、著作(ではないけど)を読むのは初めて。
途中までリリーさんの遅刻しまくるとか仮免5回とか破天荒な生き方の数々を「すっげぇ人だなぁ」と思いながら読んでいたんだけど、最後の最後の追悼文でなんだかすごいしんみりしてしまった。リリーさんの文はもちろん推敲をしているのだろうけれど、そうは感じさせない、頭の中がそのまま出ているような感じがする文を読んでいたら、全然よく知らないナンシーさんがなんだかとても愛おしくなってしまった。
今度ナンシーさんの本も読んでみたいな。あと東京タワーも。今更。